2025 ギタレコ年間ベスト・アルバム
2025 ギタレコ年間ベスト・アルバム 発表!
2025年に入荷した新品LP/CD商品の中から、ギター専門店が選ぶ年間ベスト・アルバムを発表!
近年、「再生回数やセールス」「アカデミック、洗練、情報量の多さ」それらが必ずしも「心を打つ音楽」を担保しないことを、多くのリスナーが気づき始めてきた。SNSやストリーミングが日常に溶け込み、その仕組みに「慣れ」を感じ始め「バズったもの」は決して「特別なもの」ではなくなった。こうした変化によって、リスナーの音楽に対する向き合い方や価値観も少しずつ変わりつつある、そんな一年だったのではないでしょうか。
何よりギター音楽を心底愛する者としては、その本質と真摯に向き合い、本物だけを見抜き、本物だけを紹介したい。この信念を軸に、これからも価値あるギター音楽を発信し続けたいと思います。
ということで、
今回選出した10枚に共通するのは、数字や流行に左右されない「強固なアイデンティティ」でしょうか。そこには「人と違う一手間のテクニックやアプローチ、アイデア、センス」が同居しています。無理に共通点を探す必要はないのかもしれませんが、いずれも確かな個性を放っています。選外となった作品との差は、わずか紙一重でした。ある意味、この多様性こそが現在のギター音楽の豊かさを象徴しているのかもしれません。
ジャンルを超え、本当にギター好きな人へ届けたい、胸を張っておすすめできる、そんな一生もののギターアルバム10選です。※画像クリックで詳細がご覧いただけます。
当店ベストセラー「guitarscape」に続く、日本人ギタリストによるソロギターアルバム。ワンフレーズ聴いただけでも、心を鷲掴みされる絶妙なハーモニーセンスとぐっとくるメロディーは、日本人の琴線に触れること間違いなし。
秩父のギタリスト笹久保伸の通算43作目。原点である「ペルー/アンデス音楽」と故郷「秩父」の風景が不思議と重なるような呪術的ギターサウンド。アヤクーチョ地域の祭りの舞曲や民謡、ポップス等を編曲した現代ギターの名作。
スライドギターのニューヒーローとも呼ばれる新時代のスライドマエストロ、アリエルポーゼンによるソロギターインストアルバム「Mile End」、「II」、「III(配信のみ)」の三部作をコンプリートした3枚組アナログ盤。
80sライクなポップでバラエティ豊富な作編曲能力の高さと、激アツなスティービーレイヴォーン張りのワイルドなブルースギター、その両方を自然体で融合させるセンスに脱帽。現代最高峰の黒人女性ギタリストの一人。
スティーブヴァイに見出された「チキンピッキング」の達人、グレッグコックが、伝統的ブルースマナーを、強烈なユーモアとロックのダイナミズムを叩き込んだ、ギター愛好家垂涎のテクニカルブルースロック傑作。
グラミー賞を受賞した前作『TajMo』に続き、ブルース界のレジェンド、タジマハールとケブモの二人が肩の力を抜いて共演した本作は、伝統への深い愛と温もりが溢れ出す、どこまでも心地よいオーガニックな名作。
打楽器的なアプローチと超絶技巧を融合させ、アコースティックギターの常識を覆した、革新的なエネルギーに満ちた、若き天才ギタリスト待望のデビューアルバム。現在、SNSの総フォロワー数は約712万人以上。
緻密に計算された変拍子と凄まじいテクニック、そして破壊的な重厚感が交錯する、ザッパ的ユーモアとメタルパワーが融合した世界最高峰ジャズメタルバンドの超変態的傑作。クラシックの名曲を奇想天外な編曲で度肝を抜く。
2025年に来日したエリッククラプトンがインタビューの際、いま注目している日本人ギタリストとして挙げた、ネオソウルギターの名手による極上メロウグルーヴ傑作。 現在、SNSの総フォロワー数は50万人を誇る。
かつてピアノはロバートグラスパー、ギターはマンスールブラウンと称された、常に「攻め」の姿勢を貫くロンドンの最先端ギタリストが、SF映画『ブレードランナー』的世界を描いたエレクトロ・ジャズゲイズの傑作。














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