Dennis Budimir / Sprung Free! [Revelation Records / REV8]

■オリジナル／US盤／シュリンク付。
■盤質：B／薄い擦れ程度で致命的な深いキズ無し。
■ジャケット：B／抜け裂け割れ等無く良好品。

あのビルフリゼールが「ギターヒーローの一人」と尊敬するクール派ギタリスト、デニスバディマー。過去にエリックドルフィーやチコハミルトン、ゲイリーピーコック、バドシャンク、映画のサントラ、なんとフランクザッパとも共演歴があり、意外なところでは、リンダロンシュタット「What's New」、マリーナショウ「Who Is This Bitch, Anyway?」、メリサマンチェスター「Don't Cry Out Loud」、ジョニミッチェル「Court And Spark」等、数多くのセッションにも参加する、伝説のレッキングクルーの一員でもある。

本作はマイナーレーベル「Revelation」に残した1961年録音盤。冒頭ゲイリーピーコックの薄暗いクールなベースソロから始まり、その数秒後ギターの音色が聴こえた瞬間「クールで知的」と感じるほど一瞬でそう思わせるサウンド。彼のギターはあまり和音を使わず単音のフレーズが中心。ギタートリオなので、よりそのスカスカ感が逆に良い。いかにもクール派やジムホール、ジミーレイニー辺りの影響を強く感じさせる。A1、B2がオリジナル曲、A2、B1がスタンダード。B1の同曲「Sultry Serenade」はバドシャンクの'61年作「New Groove」で彼はゲイリーピーコックと共に参加し録音を残している。

A1.The Blues, Sprung Free
A2.East Of The Sun
B1.Sultry Serenade
B2.Blues By The Bags

Bass – Gary Peacock
Guitar – Dennis Budimir
Bass – Bobby West
Drums – Bill Goodwin