Everyman Band / Without Warning [ECM Records / ECM 1290]

■オリジナル／ドイツ盤／グレーラベル。
■盤質：B／薄い擦り傷あるが致命的な深いキズ無し。
■ジャケット：B-／擦れシミ汚れフチ傷みヨレシワ、裏シール貼り付けあるが抜け裂け割れ無し。

ルーリードバンドのBruce Yaw(b)とMichael Suchorsky(dr)、Marty Fogel(ts)の3人が、ECMにもリーダー作を残しているDavid Torn(g)と組んだ4人編成グループ「Everyman Band」の1984年録音作品。David Tornと言えば、ジャズからポストロック、プログレ、フリー、アンビエント、前衛〜実験音楽、映画音楽まで、幅広い音楽性で知られる。ループ・ギターやエフェクト効果等、トリッキーでヘヴィーなサウンドを聴かせる個性派ギタリスト。また、元ジャパンのベーシストMick Karn、元ザッパバンドのTerry BozzioとのユニットPolytownでも活躍した。
本作は、ポストロック〜ニューウェーブ的でもあり、実験音楽的でもあるが、どちらかというと聴きやすく、わりとポップである。今聴くと、ビルフリゼールがジョンゾーン作品に参加した頃のTzadikやノーウェイヴ、フェイクジャズ周辺、オーネットコールマン作品を彷彿とさせる。

A1.Patterns Which Connect
A2.Talking With Himself
A3.Multibluetonic Blues
B1.Celebration 7
B2.Trick Of The Wool
B3.Huh What He Say
B4.Al Ur

Michael Suchorsky(ds)
Bruce Yaw(b)
David Torn(g)
Marty Fogel(sax)

Hans Wendl(Producer)