たとえば、ブラッキーとクラプトン 僕らが恋した伝説のギターたち [リットーミュージック / 4845630680]

たとえば、ブラッキーとクラプトン 僕らが恋した伝説のギターたち [リットーミュージック / 4845630680]
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商品詳細

■新品/208ページ/日本語。
■サイズ: 18.9 x 13 x 2 cm
■細川 真平 (著), 近藤 正義 (著)

人生いろいろ、ギターもいろいろ…
ギタリストと愛器の“馴れ初め"を全27話収録!

ブラッキー、ルーシー、ルシール、レニー、フランケンシュタイン、レッド・スペシャル……これらの名前はすべて、とあるギターに与えられた愛称です。そのギターたちは、著名なギタリストの相棒として、数々の名演、名作の瞬間に立ち会ってきました。たとえば、本書のタイトルにもなっているエリック・クラプトンの “ブラッキー"。複数本のビンテージ・ストラトキャスターから組み上げられたといういわく付きのギターですが、73年『レインボー・コンサート』で初登場して以来、『スローハンド』(77年)などの代表作、79年の日本武道館公演『ジャスト・ワン・ナイト』などの要所で使用され、引退して数十年がたった今も僕らの脳裏に焼き付いています。

スティーヴィー・レイ・ヴォーンが妻と同じ名前を与えたという “レニー"、ブライアン・メイが家の暖炉から切り出して製作したという “レッド・スペシャル"、B.B.キングが失敗から得た教訓を忘れないようにと名付けた “ルーシー"など、人生にいろいろな出来事があるように、ギター1本1本にもいろいろな運命があります。本書では有名ギタリストと伝説的な1本の“馴れ初め"を、全27話にわたって紹介します。

※本書は、2007年〜2009年にギター・マガジン・ウェブで執筆されていた『GENTLY WEEPS ギターとアルバムを巡る物語』(細川真平コラム)に書き下ろしを加え再編集したものです。

【CONTENTS】
“ブラッキー"とエリック・クラプトン
“レッド・スペシャル"とブライアン・メイ
“モンタレー・ポップ・ストラト"とジミ・ヘンドリックス
“ルーシー"とジョージ・ハリスン
“レニー"とスティーヴィー・レイ・ヴォーン
“テレギブ"とジェフ・ベック
“ルシール"とB.B.キング
“ES-335"とラリー・カールトン
“ブッダSG"とカルロス・サンタナ
“ブラック・ストラト"とデヴィッド・ギルモア
“ミカウバー"とキース・リチャーズ
“フール・ギター"とエリック・クラプトン〜トッド・ラングレン
“カジノ"とジョン・レノン
“No.1レス・ポール"とジミー・ペイジ
“タバコ・サンバースト・レス・ポール"とデュアン・オールマン
“オールド・ブラック"とニール・ヤング
“ナンシー"とロイ・ブキャナン
“グリーニー"とピーター・グリーン〜ゲイリー・ムーア〜カーク・ハメット
“ファイアーバード"とジョニー・ウィンター
“61年製ストラトキャスター"とロリー・ギャラガー
“71年製ストラトキャスター"とリッチー・ブラックモア
“ナンバー・ワン"とスティーヴィー・レイ・ヴォーン
“フランケンシュタイン"とエディ・ヴァン・ヘイレン
“メダリオンV"とマイケル・シェンカー
“ポルカ・ドットV"とランディ・ローズ
“クラウド・ギター"とプリンス
“レス・ポール・レコーディング"とレス・ポール

出版社からのコメント
エリック・クラプトンの愛器“ブラッキー"を手にしたレコスケくんが目印の本書。レコスケくんと言えば、『レコード・コレクターズ』(ミュージック・マガジン刊)などでお馴染みですが、音楽本の(特にビートルズ好きの)編集者たるもの、一度はあのキャラクターと一緒に仕事をしてみたいものなのです。今回、縁あって念願が叶ったわけですが、お察しの通り元ネタは『ジャスト・ワン・ナイト~エリック・クラプトン・ライヴ・アット武道館~』のジャケット写真。

なのですが、やはりレコスケくんの生みの親である本秀康先生のこだわりは半端じゃなく、せっかく描くならUKオリジナル盤じゃないと! ということで、そのレコードを入手するために都内のレコード店を自転車で駆け回ってくれたそうです。その甲斐あって(?)、表紙のレコスケくんが手にするブラッキーもとても良い具合。もちろんヘッドには目印の焦げ跡が描かれていますので、ぜひその辺にも注目してみて下さい。(ギター・マガジン書籍編集部/坂口和樹)


著者について
細川 真平
ほそかわ・しんぺい。1964年生まれ。音楽ライター/エディターを経て、現在はレコード会社のディレクターを担当。麗蘭などの作品に携わる。過去には、ジェフ・ベック、スティーヴィー・レイ・ヴォーンなどのCD/DVDのライナーノーツを手がけたほか、ギター・マガジンをはじめとする音楽誌、ウェブ等にも幅広く執筆。ギターは絶対ストラト主義。最近どこかで読んだ、「もしあなたが時間もお金もあり余るほどあって、何もしなくても生きていけるようになってもやりたいことは何ですか?」という自己啓発的な問いに、「ギターを弾くこと」と即答した52歳(本書刊行時)。

近藤 正義
こんどう・まさよし。1958年生まれ。甲南大学卒業。幼少よりクラシック音楽や映画音楽に親しみながら、小学生で体験したカレッジ・フォークやGSブームによりポピュラー音楽に目覚める。中学、高校、大学時代には70年代のロック/フォーク/ソウル/フュージョンにリアルタイムで熱中し、社会人となった80年代はブラコンやAORにも傾倒。音楽ライターの仕事は90年代半ばより開始。現在は幅広いジャンルで各種音楽誌/ライナー・ノーツに執筆、航空会社の機内音楽プログラム、ケーブルテレビの音楽なども手がける。趣味のバンド活動ではギタリストとして各種トリビュート・バンドに参加。仕事もプライベートもひっくるめた、“聴く・観る・演奏する"と3拍子そろったミュージック・ライフの実践を目指している。

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