Bill Connors / Of Mist And Melting [ECM Records / ECM 1120]

■オリジナル／ドイツ盤／GREENラベル／コーティング。
■盤質：B+／目立つキズ無く良好品。
■盤質：B／変色シミあるが抜け裂け割れ等無く良好品。

第２期RTFのギタリスト、ビルコナーズ。ECMとしては2作目にあたる1977録音盤。
ヤンガルバレク、ゲイリーピーコック、ジャックディジョネットによるカルテット編成。一聴するとガルバレクのリーダー作のように聴こえる。しかもビルコナーズは、全曲アコギだ。この数年後にはRTFや「Step It」のような作品を出す人と同一人物とは思えないくらい。本作は、面子も最高だし、決して内容も悪くないが、本当のビルコナーズの姿ではないような気もするが。
彼はピックでの速弾きもすごいが、驚くのはフィンガーピッキングによるクラシック奏法も完璧なところだ。もちろんスティール弦もナイロンも、エレキも何でもいけるテクニック。彼はどうやってギター技術を習得したのか興味深い。アコギはタウナーやジスモンチ張りに、そしてエレキはアルディメオラやアランホールズワース並に弾きこなす超絶テクニシャンであることを、意外と知られていない。。。

A1.Melting
A2.Not Forgetting
A3.Face In The Water
B1.Aubade
B2.Cafe Vue
B3.Unending

Gary Peacock(b)
Jack DeJohnette(ds)
Bill Connors(g)
Jan Garbarek(sax)

Manfred Eicher(Producer)
Jan-Erik Kongshaug(Engineer)